当法人では、発達障害、主に自閉スペクトラム症のある方への支援を専門として行っています。
児童発達支援では、それぞれの特性や理解の度合いにあわせて1グループ5～6人で小集団のグループ編成をします。 変化が苦手なみなさんの特性に合わせ、メンバーを固定しているため、今日は誰が来るのかな？ 誰と同じグループなのかな？という不安がなく利用していただけます。
小集団では、個別活動とグループ活動を組み合わせて行っています。

小集団に入る前に、どんな特性があるか、どのような理解の仕方、学び方をしているのか、どのような環境だと学びやすいのかなど、 完全個別でアセスメントする期間を設けています。また、アセスメントで得た情報を元にお子様に合わせた環境調整を行い、 支援方法を組み立てます。その支援方法を個別で練習した後に小集団に入っていただきます。

小集団では、個別とは違い、刺激が多くなるため、個別の時には気づかなかったお子様の特性を見ることもできます。 その様子を元に再度支援方法を検討し微調整を行います。この微調整は、お子様の成長に合わせて常に行っていきます。
それぞれのお子様がどのような行動をしているのか、感じ方をしているのか、理解の仕方をしているのかなどを小集団活動の中でもアセスメントし、 それぞれの特性や理解の仕方に合わせた環境調整や支援方法を組み合わせて提供することで、お子様の様々な学びにつながります。
お子様の「できた！」「わかった！」を育てることで、自分でできる事を増やしていきます。